島の夕暮れ(長崎に来た理由)

大分を離れて早1カ月。
段ボールの中の荷物を片付けつつ、家のリフォームに勤しむ毎日が、夢のように過ぎました。
「何で引っ越したぁ~ん?」と、度々質問されます。
実は去年の春、ジャズの用事で長崎市を訪れた家人が、ふと思いついて西海市まで足を延ばし、そこでまた、ふとひらめいて役場の空き家バンクに登録したそうな。
しばらくして担当の方からお電話をいただきまして。一家で夏休みにキャンプも兼ねて、ここ大島を訪ねた、というわけです。
家はネ、正直、大分の田舎に沢山ある典型的な空き家ですよ。
しかし家人2名はこの場所がいたく気に入り、やる気満々。なんせ、家の真ん前で釣りと海水浴が出来ますから。
私も、まぁ~あ、移動の多い人生でして。
先日息子に聞かれて数えたら、これまで17回の引越しをしました。
しかし、やっぱり、順調だったカフェを閉めての冒険ですから、さすがの私もドキドキですよ。カードでいうと、ナンバー0の「The fool」おバカさんですネ。
「頼む!この道が間違いなら、誰かどっかで止めてくださ~い。」という気持ちだったのですが、役場の担当の方から始まり、元の持ち主さん、大工さん、ご近所さん、みなさん移住に快くご尽力して下さいまして、いろんな偶然が重なり、トントンと話が進み、気が付いたら一家で、築130年の元漁師さんの古民家に住むことになりました。
(もちろん、自分の占いでもGO!サインが出てましたが)
魂さんからの転勤命令が出たのでは・・・?
みなさんもおそらくこの時期、「なぜ私が転勤?」とか、「なぜせっかく入った学校をやめるのか?」とか、「なぜ別れを言われたのか?」「なぜこの時期に入院?」などなど、納得出来ないことが起きている方もいらっしゃることでしょう。
でも、まあ、100%思い通りでないにしても、そういう天からの異動命令には、とりあえず乗ってみましょうよ。今まで気づかずにハマリ込んでいた小さな箱から抜け出して、もっと大きな世界へと、新しい冒険をする時なのかも知れませんから。
思えば大分のカフェのお客様にも、ちゃんとご挨拶しないままバタバタ引越しとなりました。
和ん屋カフェ時代から合わせて、ほんとにほんとにお世話になりました。今でも「え~!聞いてないよ~!」と、お電話いただいてます。スミマセン・・・。(私はTwitterもFacebookもLINEもしてないもんなぁ・・・)
1カ月経った今でも、どうしてこの場所に自分がいるのか、
とっても不思議です・・・人生って、面白いですネ。
さて、これから夕食を作って、そのあとリーディング夜の部の開始!
大分の魔女の会(タロット教室のメンバーです)のみんな、どうしてるかなぁ。
ステキなGWをお過ごし下さいませネ。
れべいゆ