大切な存在を失った人へ

この度、私自身、喪失の悲しみの最中、魂さんからのステキなプレゼントが届きましたので、ブログを読んでくださっているあなたとシェア出来たら嬉しいです。
最近、大事な存在と別れた方も、ずっと以前の悲しみが今だに心に重くのしかかっている方も、一度お試しいただけると幸いです。

① 泣き尽くす
先ず、泣きたい気持ちの時は、どうぞ遠慮なく泣き尽くして下さい。きっと堤防が決壊したように、胸にある涙袋から大量の涙が押し出されて、滝のごとくに流れ落ちることでしょう・・・。
日本には、「泣澤女神(ナキサワメノカミ)」という、涙の神様がいらっしゃいます。古事記に登場するイザナミノミコトが、ヒノカグツチノカミを産み落とすとき負ったの火傷が元で黄泉の国へと下った際に、嘆き悲しんだイザナギノミコトの涙から生まれた神様です。
(写真は日本の神様カード/大野百合子氏)
古代の日本人は、涙が心の重圧を溶かし、傷を優しく洗い流してくれることを、良く分かっていたのでしょう。
(涙にまで神様を発見出来るなんて、日本人に生まれて良かったです・・・。)

② 息を吐き出す
でも、残された私達は、実際のところ泣いてばかりもいられません。
どんなに悲しくても、仕事に出たり、買い物に行ったり、日常は容赦なくやって来ます。
苦しい想いを抑えてやり過ごしていても、何かの拍子にふと、悲しみがぶり返します。
まるでハートに重たい鉄の錨がズシリと下がっているかのように、私達を悲しみの中に引き戻そうとするでしょう。
この状態の時は、おそらく息が詰まっていると思います。
その時、ハートのチャクラに意識を向けて下さい。
チャクラとは、エネルギーの出入りするツボのようなものですが、ハートのチャクラはちょうど、乳房と乳房の間、胸腺のあたりにあります。
ここに両手を優しく重ねて、ふ~っと息を深く吐きます。
悲しみは実は記憶ではなく、エネルギーです。
ですから外へと排出することで、風や木、水、土や光などといった、森羅万象があなたのエネルギーを受け取り、みんなで分担して、ゼロへと戻してくれるのです。あなたは独りではないのです。

③ 身体を揺さぶる
その時、身体にも意識を向けて下さい。
きっと肩や背中、腰の辺りがガチガチに硬くなっていることでしょう。
それを晴れた日の布団干しのように、手のひらでパンパンと心地良く叩いてあげます。
地面に立って、トントントンと小刻みに、踵(かかと)落としをするのも効果絶大です。

④ 失った存在を呼び出す
次に、あなたの前から姿を消してしまった、愛しい存在を呼び出します。
でも、これは、地上の時間にして1秒位にして下さい。

⑤ その存在を光の塊にする
そう!あなたの心のスクリーンに、一瞬だけ愛しいものの映像を読み込んだら、すぐにその存在のシルエット通りに、光の塊に変換します。イメージとしては、小さな小さな光の粒が無数に集まって、その存在と同じ姿を作っているような感じです。

⑥ 光を解放する
次にそのキラキラの愛しい存在が、一気に空中分解して、あたり一面に広がり、最初にあなたの方へと押し寄せてきて、あなたの身体全体を包んでくれるでしょう。
ここで実際にハートが温かくなります。そのことに罪悪感を持たないで下さい。あなたは起きていることが信じられなかったり、頭では理解出来ないかも知れませんが、それOKです!

⑦ 光を吸い込み、身体に入れる
あなたの身体を取り巻いている光を、口からも鼻からも皮膚からも、思い切り吸い込みましょう。このことであなたはあなたの愛しいものと一体化し、それはあなたと共に生き続けます。
光に変換された愛しい存在は、心からそれを願っています。

⑧ 光をさらに拡大し、空間全体に広げる
光は凝縮することを好みません。自由にさせてあげましょう!
膨大な数の光の粒子は、まるで分子のブラウン運動のように活発に動きながら、空間を活力で満たしてくれます。
ほら!目を開けて見て下さい!
暗く澱んでいた空気が、なんだかキラキラしていませんか?
この、①から⑧の工程を、あなたが悲しくなった時にいつでも試してみて下さい。
あなたの中の悲しみが薄らいでも、自分を責めないでください。あなたの愛しい存在は、あなたが自分を責めることを、少しも望んでいないのです。
あなたの悲しみが軽くなることで、大切な人を忘れてしまうとことはありません。かえってあなたは、愛する存在と1つになるのです。
あとは自然に任せて下さい。 
無理に忘れようと頑張ったり、元気なふりをしなくても、光を吸い込むとあなたは変化します。

そして受け入れていただきたいことは、お別れの時の選択肢は、実は、あなたが体験した、その1つしかなかったんだ、という事実です。

"もっと早く気付いてあげていれば…"
"あのとき、別の方法を選んでいれば…"
''私がもっと頑張っていれば…"
"あの日、外出さえしなければ…"

しかし、他のことは決して起きませんでした。
全ての巡り合わせの中、お互いの魂の同意の元、それ以外の選択肢はなかったのです。

体験を今後に活かすことは出来るでしょう。
でも、あの日、あの時、一本道は、ひとつの結論へと、間違うことなく進みました。

誰のせいでもなく、起きるべくして、起きています…

私達が知っていると思い込んでいるこの世の常識は、宇宙の真実の、ほんのごく僅かな一部分に過ぎません。
そしてこれは副産物ですが、見えない世界からのメッセージに、もっとハッキリと気付くことができるようになるでしょう。 
大きな悲しみは、大きなジャンプと変容のサイン。
その先がまだずっと、どこまでも続いています・・・・
れべいゆ