神様に届くアンテナを

西海橋を渡り佐世保方面へと車を走らせると、緑に覆われた小高い丘のてっぺんに、不思議な光景が見えてきます。

 

3本の巨大な塔が、まるで来るものを寄せ付けないような異彩を放ち、真っ直ぐに天へと伸びている。

一体なぜ?誰が、何のために?

 

桜もほころぶ暖かい春の日、思い切って近くまで行ってみることにしました。

 

ここは旧佐世保無線電信所施設と呼ばれ、保存会のパンフレットによれば、大正時代に旧日本海軍により、現在のお金に換算すると約250億円という巨額の費用と、4年の歳月をかけて建設された、地上約150mの鉄筋コンクリート製の送信施設だそうです。

 

「ニイタカヤマノボレ1208」と太平洋戦争の開戦を告げたという伝承もある、国指定重要文化財です。

 

塔の真下から見上げると、こんな感じ。

 

 

 

うわぁ~、高~いなぁ…目がクラクラしてきました。これならば神様にだって、通信が届きそうです。

 

でも気が付いている人は案外と少ないのですが、私たちの頭の上には、これよりももっと高い塔が、宇宙の中心まで伸びています。

もちろん、神様にだって届いています。

 

「自分なんて…」「どうせダメだ…」「人にどう思われるだろう?」「私ばっかりが苦労する…」

そんなことに沢山のエネルギーを使っていると、アンテナはシュルシュルと引っ込み、送受信出来るのは、昨日と同じ悩み多き情報ばかり。

 

今あなたの心を悩ませる何かがあったら、そのことはひとまず脇に置いて、頭のてっぺんの送信塔を思い出して下さい。

 

あなたは元々、何を願っていたのか?

地上のゴタゴタから離れて、思い切って遥か上空に、本当の願いを解き放ってみましょう!

 

そこから現実は、確実に変わり始めます。

何かを変えようと頑張らなくても、想像していたよりもずっと簡単に、あなたの願いが届きます。

 

試してみなければ、変わりません。

 

あなたの魂さんは、それをずっと、待っています…。

 

 

れべいゆ