3.11に

夕べ、不思議な夢をみました…

 

亡くなった友人が久しぶりに現れて、ちょっと困った顔をしながら、「明日は笙を吹かなければならないよ…」というのです。

困った顔をしたのはきっと、最近私が笙をあまり吹いていなかったからでしょう。

 

そうです、今日は3.11…日本人にとって、決して忘れられない日です。

 

あの日、14時46分にも、ちょうど私は笙の演奏をしていました。

 

あれから10年…

 

その死がどんな形であれ、受け入れるのは難しく、慰めの言葉さえも空しく響きます。

 

まだまだ終わっていない、決して癒えることのない深い悲しみを前に、人は、祈ることしか出来ません。

 

こうして10年、生かしてもらえて、出会った全てに感謝してもしきれない想いでいっぱいです。

 

長生きをするということは、愛しい人たちとの別れと出会うことでもありますネ。

 

どうぞあちらの世界でも沢山楽しんで、また再会するときを、どうか待っていて下さいね…

 

れべいゆ

 

https://www.youtube.com/watch?v=xxYbz5UdAfg